世界遺産

 

 

 

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トンガリロ国立公園(Tongariro National Park)
【複合遺産/1990年登録】


トンガリロ国立公園は、ニュージーランドの北島にある、山岳地帯を保護する目的で設定された国立公園。1894年。ニュージーランド初の国立公園。
最高峰ルアペフ山(2,797 m)や、富士山に似た稜線を持つナウルホエ山(2,291 m)などの活火山や死火山が広がる795km2の広さを持つ。トンガリロ山(1,967 m)には,エメラルド色に輝く火山湖がある。
これらの山を縦走するコースは、トンガリロ・クロッシングと呼ばれ、人気が高い。
また、この国立公園の山域はマオリ族の信仰対象でもあった。マオリ族の文化との結びつきが考慮され、文化と自然の複合遺産として世界遺産に登録された。

富士山そっくり。ナウルホエ山(2,291 m)トンガリロ国立公園。

火山地帯でトレッキング
快適なハイキングブーツを履いて、トンガリロ・アルパイン・クロッシングに出かけましょう。火山地帯を進む17kmのこのトレッキングルートは、高いところで海抜1600メートルあり、古代の溶岩流の跡や山の頂上、軽石が転がる斜面、火口の数々など、世界でも珍しい光景を見ることができます。
( コード: L346): ルアペフ

ロトルアのファカレワレワ地熱公園のポフツ・ガイザー。

火口湖 Crater lakes,トンガリロ国立公園アルパインクロッシング
アルパインクロッシングの一日ウオーキングはなんと言ってもエメラルド色の火口湖が見所です。シャトルバスが往復送迎しているので、気軽にトンガリロ国立公園内をハイキングできます。 ( コード: AT36): Ruapehu フォトグラファー: Legend Photography

ロトルア。ガイザーフラット間欠泉。風下はずぶ濡れに、ご用心。 

トンガリロ・クロッシングの一場面
丸1日をかけて歩くハイキング、トンガリロ・クロッシングは、ある程度の体力を要しますが、それに見合うだけの素晴らしい景色を目にすることができます。火山活動により形成された荒涼とした風景の中、鮮やかな色合いの湖や蒸気を吹き上げる噴気孔、溶岩の固まりなどが点在しています。ここがなぜ映画「ロード・オブ・ザ・リング」でモルドールの撮影ロケ地として使われたのか、実際に訪れてみればすぐわかるでしょう。
( コード: L165): ルアペフ フォトグラファー: Rob Suisted

ロトルアシリカ・テラスで有名です。「アーティスト・パレット」

ポイ・ダンス
ポイ・ダンスは、武器を使うための訓練であったものが進化した芸能で、高度な技術とタイミングのコントロールが必要とされます。歌やかけ声を交えて、ポイという紐のついたボールをくるくると回しながら踊ります。通常は女性が行います。ボールを手で打ち返したり、体に当てたりする時の音は、打楽器のようにリズミカルです。 (MC86): タラナキ フォトグラファー: James Heremaia

トンガリロ国立公園はマオリの信仰の対象ともなっている。 

テ・ワヒポウナム南西ニュージーランド(Te Wahipounamu  South West New Zealand 16)
【自然遺産/1990年登録】

テ・ワヒポウナムは、マオリ語で「グリーンストーン(翡翠)の産地」を意味する名称である。公園内にはクック山など大きな山が広がり、いわゆるサザン・アルプス山脈を形成。壮大な光景が広がる。また海岸部には1万4千年前の氷河期に形成されたフィヨルド、ミルフォード・サウンドがある。その自然は非常に厳しく、テ・ワヒポウナムへの調査は1960年代にようやく始まった。氷河期からほとんど変化を見せていない固有の種や、肉食のカタツムリなど非常に興味深い側面を持つ自然地帯でもある。

ミルフォード・サウンド
穏やかな日のミルフォード・サウンドでは、フィヨルドの鏡のような水面にマイター・ピークの山容がそのまま逆さに映し出されます。その景観は、数あるニュージーランドの景勝地のなかでも、際立って素晴らしいものです。壮大なミルフォード・サウンドを満喫するには、クルーズがお勧めです。雨模様でも迷わず出かけましょう。まとまった雨が降ると、切り立った岸壁から流れ落ちる無数の滝はいっそう勢いを増し、迫力のある光景を演出してくれます。 ( コード: L058)

フィヨルドランドニュージーランド個人旅行、世界遺産ミルフォード・サウンド。

夏のミルフォード・サウンド
何千年もの年月をかけて氷河に削られたフィヨルドランドでは、深い水、高くそびえる山々、そして流れ落ちる多くの滝が独特の風景を織り成しています。ミルフォード・サウンドの遊覧は、クルーズまたはカヤックで楽しめます。また、周辺には、世界的に有名なミルフォード・トラックをはじめとする数多くの遊歩道が設けられています。湖畔の街テ・アナウは、フィヨルドランドの探訪の拠点として旅行者に人気があります。
( L161): フィヨルドランド : フォトグラファー: Rob Suisted

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フィヨルドが晴れた日に
マオリの伝説によれば、ニュージーランドのフィヨルドはトゥ・テ・ラキ・ファノアという神が魔法の手斧で彫ったのだそうです。中でも最も北に位置するミルフォード・サウンドは一番の傑作。ここを行き来するクルーズボートは、切り立った崖とそびえ立つ山々を背景にすると、おもちゃのように見えます。 ( コード: L278): フィヨルドランド フォトグラファー: Holger Leue

フィヨルドランド世界遺産フィヨルドランドランドは晴れた日にクルーズボートに乗るのが一番です。

ミルフォード・サウンドでは誰でも名カメラマン
切り立ったミルフォード・サウンドの山々が連続して現れるクルーズボートなら、カメラを構えるだけで夢のような写真が撮れます。High peaks rise straight out of the water and fairy tale waterfalls fill the air with mist. This place is a photographer’s dream come true.
( L449)地方: Fiordland : フォトグラファー: Rob Suisted

ロトルア。ガイザーフラット間欠泉。風下はずぶ濡れに、ご用心。 

 

ニュージーランド諸島(New Zealand Sub-Antarctic Islands)
【自然遺産/登録1998年】

 

アンティポデス諸島、オークランド諸島 、キャンベル島 、スネアズ諸島
バウンティ諸島 からなる亜南極諸島群
この世界遺産は南極に近いニュージーランド領の島嶼部からなる。この地域に置いては生物の種類が豊富で非常に密であると言われる。特に野鳥類は海鳥40種をふくむ126種が観測されている。
この地域は、南緯40度付近にあり、別名ほえる40度という名も付いている。なぜかというと、南極からの寒流と太平洋からの暖流がぶつかりあい、天候の安定しない場所であるからである。度々、暴風雨に襲われる厳しい自然環境下にある。
生態系を維持するため、この地域の立ち入りは厳しく制限されている。

貴重なニュージーランドの自然遺産

自然学者デヴィッド・ベラミーが、『モアの箱舟*』と呼んだニュージーランドには、雄大な山々や、手付かずの浜辺、緑の田園地帯そこには、およそ1億年前に超大陸のゴンドワナランドから分断され隔離された自然環境の中で進化を続け、生きながらえてきた稀少動植物が生き残っている。*モアはニュージーランドにいた絶滅した飛べない巨鳥

人間がこの国に到来して1000年の間に、多くの原生動植物が絶滅しました。しかし、近年では生き残った稀少な動植物を保護、繁殖させる計画が積極的に進められています。鳥の保護区に指定された島から天敵を駆除したり、13ヵ所の国立公園、3ヵ所の海洋公園、2ヵ所の世界遺産指定地域、数百箇所に上る自然保護区や生態研究区域、海洋保護区や湿地帯の設置、特別河川や湖の保護などに取り組んでいます。その結果、国土のおよそ30パーセントが環境保護区に指定されています。

さらにカカポやコカコ、キーウィ、トゥアタラに代表される稀少種や絶滅危惧種の保護を促進するため、科学的研究や管理プログラムが導入されています。詳しくは、自然保護局のウェブサイトをご覧ください。

このニュージーランドのユニークな自然を実際に体験してみてください。豊かな自然遺産を次世代へ残すためにも、ゴミを捨てたり、草花を取ったりという軽率な行動が環境に悪影響を与えてしまうことをお忘れなく。

 

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世界遺産の定義
自然遺産として独自の自然美及び美的な重要性をもつ最高の自然現象または地域を含んでいると認定される。

 

 

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